国土交通省は、新築住宅について2020年までに省エネ基準への100％適合化を目指しており、平成24年度より「住宅省エネルギー技術講習会」を開催しています。

「施工技術講習」
省エネ基準への適合のためには、地域の木造住宅生産を担う中小工務店等の今後の業務に、断熱施工技術の向上など、省エネ新技術は不可欠となります。本講習では、断熱に係る設備配管を含めた施工技術について講義します。

「設計技術講習」
従来の外皮の詳細計算法では対応が難しいと感じる方や、より簡便に結果を求めたい方などに向けた『簡易評価法』の運用が本年度4月よりスタートした事により、本年度より設計講習会については2種類の講習会が展開されます。
従来の「詳細計算ルート」と、簡便に性能数値を求めることができるが、安全側の結果となる「仕様・簡易計算ルート」の2つです。新しい「仕様・簡易計算ルート」では、地域の木造住宅生産を担う工務店などを主な対象として、省エネ基準評価の入門編となる『仕様基準』および新しい『簡易評価法』に基づく断熱等の外皮性能に関わる内容を中心に、半日で省エネ基準に則した評価方法（仕様ルートおよび簡易計算ルート）を分かりやすく周知、習得することを目的としています。（省エネルギー化の意義や効果、手法など基本的な内容については解説を行いませんので予めご了承ください。）

受講には事前申込みが必要です。出来るだけネットよりお申込みください。
ネット申込みが出来ない場合は下記案内申込書にてお申込みください。